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第1385回 ノーベル医学生理学賞受賞のニュースを読んで思ったこと

 今日は朝からノーベル医学生理学賞受賞の話題が一杯。土の中の微生物から抽出した物質が病気を直すということで、まあすごいもんだなと思いながら、新聞を読んだりテレビのニュースを見たり。

 しかし新聞の記述で「へえ~!」と思ったことがいくつか。私が読んでいるのは毎日新聞ですが、朝刊の記事の中に「土壌1gの中には、約1億匹の微生物がいる」と書かれています。

 つまり1gの土の中に日本人の人口に匹敵する微生物がいると言うことで、当然10gなら10億匹、100gなら100億匹となり、世界の人口に匹敵しそうです。

 さらに受賞者の大村さんは、各地で土を採取したと書かれていて、その中で伊東市のゴルフ場周辺の土の中にいた微生物から、新しい抗生物質を作り出したと書かれています。

 そこで思ったのは、いったい何箇所ぐらいから土を採取したのかということ。そしてなぜ伊東市のゴルフ場周辺を選んだのか、ということです。新聞では業績面に焦点があてられ、こういったそれこそ泥臭い疑問には触れていなかったのが残念です。

 しかし改めて思ったことは、土の中に多数の微生物が存在することによって土壌と言う形が形成されていると言うことで、そこには、人にとって有用な微生物や有害な微生物も多数含まれているのだと思います。

 そんな土の中で、私は日々家庭菜園で野菜を育てているわけですが、当然採り立ての野菜には土がいっぱいついています。もちろん食べるときは水洗いをして、この土をきれいにしているつもりですが、1gに1億匹も微生物がいれば、当然微小な土が残っていれば、そこに何万匹もの微生物がいて、それをもしかしたら一緒に食べているかもしれないなと感じました。

 またこういった微生物が生産する(排出する?)様々な物質を今回は医薬品として生産することに成功したわけですが、だとすればそういった物質が畑で育った野菜には付着している可能性があります。

 もちろんこれも人体にとって有用な物質と有害な物質があるのだと思いますが、そういった物質が煮たり茹でたりしたお湯の中に含まれている可能性も大きいです。

 もちろんその量は本当に僅かなものだと思えますが、人間の生理はちょっとしたホルモン分泌によって均衡が保たれているわけですから、時にはそういった物質の影響を受けてしまうのではないかとすら思えます。

 一方人間の免疫系は、良いものをとり込んで活用し、有害なものは分解して排出すると言う機能を持っていますから、いたずらに心配する必要はなく、むしろ免疫系が活発に活動できる環境づくりに役立つのではないかとすら思えます。

 つまりごく普通の土の中で育つ、家庭菜園で取れる作物には、作物本体はもとより、それに付着している微生物や微量物質があり、それらを摂取することによって体が丈夫になるという側面があるのではないかということです。

 逆に言えば、最近話題になっている、無菌の工場で作られる、有害物質をすべて排除したような野菜には、そういった荒々しいパワーが無いと言うことになりそうです。

 個人的な考えですから真偽のほどは不明なので、なんともいえませんが、先日来我が家の家庭菜園では、無骨なニンジンが次々と出来、抜いた瞬間にあたりに漂うニンジン臭さに、「これこそニンジン!」と内心でつぶやいて喜んでいます。
 

第1347回 MERS拡大中、中東ではなぜ拡大していないのか?

 韓国のMERSは拡大する一方のように見えます。すでに亡くなられた方が4名となり、さらに1次感染者が1500人出席の会合に出席していたというニュースも流れ、こりゃ本格的に拡大しそうだなと思うようになっています。

 それにしても不思議なのは、もともと中東の国の病気だということですが、中東でこの病気が蔓延しているなんて言う話は聞いたことがありません。ましてや感染が拡大し、次々と感染者が現れるという事態もなさそうです。

 ネットの情報をいろいろ調べてみると、中東では当初亡くなられた方も出たようですが、激しく感染が広がるということもなく、現在は散発的と書かれています。

 また感染しても症状が出ない人もいるということで、重症化する人はやはり体力的に弱い高齢者や、何らかの病気を抱えている人が多いようです。

 しかしでは何故韓国ではこれほどまでに感染が拡大するのか?個人的に理由を考えてみると

・ 韓国政府の初期対応の遅れ
・ 感染者がMERSとは思わずにあちこち移動した
・ 中東と韓国の気候の違い(気温や湿度の影響があるかなと思っています)
・ もともと中東の人にはある程度免疫がある?が、アジアでは珍しい病気なので、免疫が弱い
・ 中東に較べて人口密度が大きい(数字を調べて較べたわけではありません)
・ 韓国の衛生事情や病院事情

 その他もろもろあるのかもしれませんが、いずれにしろワクチン等はなさそうなので、うがい、手洗い、マスクの予防措置をしながら、日頃から免疫力が高くなるような生活をするということが大事であるように思います。

 ちなみに免疫力が高くなる生活とは、

・ 規則正しい生活
・ ストレスをためない
・ 充分な睡眠時間
・ 良質でバランスの良い食事
・ 適度な運動

の5つが条件だと思っています。マスコミの論調は、まだ何となく対岸の火事という雰囲気ですが、果たしてどうなるのか?海外旅行好きなので、かなり真剣に動向を見ています。

第1346回 韓国のMERS発生経過と症状等

 西アフリカで猛威を振るっていたエボラ出血熱ですが、いくつかの国で終息宣言が出された後の情勢がまったく不明です。ヤフーニュースを見ても5月中旬ぐらいのニュースが最後で、報道がないということは落ち着いてきたのかなと想像しています。

 しかし一時は世界中に感染が拡大するのではないかという不安も感じていただけに、どうも落ち着きません。ただ幸いなことに?、感染が拡大した場所が日本から遠く離れていたので、国を挙げての大騒動には発展しなかったのだと思います。

 ところが今回は韓国でMERSが発生。これはお隣の国の出来事で、しかも日常的に航空機が行き来をしていますから、今後の展開によってはかなり深刻な状況になりそうです。

 しかしマスコミは中国の観光船の沈没や安全保障法案に目が行っているようで、あまり詳しく報道されていません。今日の朝刊にようやく少し記事が出てきましたが、事態はかなり深刻だと思われます。という訳で、分かる範囲で、発端から現在の状況を調べてみました。

5月上旬に中東に滞在していた韓国の人が帰国し、5月11日に発症。しかし複数の医療機関を受診下にも関わらずMERSとは判定されず。その後2名に感染

5月16日:韓国三例目の患者の見舞いに息子が訪れ感染、19日に発熱、以下5月30日へ

5月20日:最初の感染者の病名がようやくMERSと確定。しかし対策は後手に回るというか、対策方法が混迷

5月22日:感染者数3人が確定

5月28日:感染者数7人(内6人は二次感染)

5月29日:感染者数12人、感染疑い127人

5月30日:中国でMERS発生を確認、接触者38名を隔離、患者は韓国人男性で21日体調不良状態で26日香港到着、深センを経由して恵州に到着。39.5度で病院に隔離、患者は韓国三例目の患者の息子

 なおこのとき搭乗した航空機(アシアナ航空)は消毒されないまま名古屋にも来ていたようです。

6月2日:感染者2名が死亡、隔離対象者1名が自宅を離れてゴルフ

6月3日:感染者30名、隔離対象1300名、(内自宅待機が1200名)、学校の閉鎖が急増

といった経過のようですが、ともかく拡大のスピードが速いです。韓国政府の初期対応が遅れたことも一因で、中国政府も困っているようです。

 以下参考資料ですが

正式病名はMERS「Middle East respiratory syndrome」(中東呼吸器感染症?管理人の勝手な訳です)
 
潜伏期間は2週間前後で致死率は40~50%と高率。ただし感染力はエボラほどではない(と言われてもどの程度かよく分かりません)

症状:風邪や気管支炎と同じだが治療法や治療薬はなし。飛まつ感染。対処療法のみ。感染後肺炎から腎臓障害、腎不全、多臓器不全に至ることがある

 高齢者、糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全等の持病がある人は重症化の可能性

予防方法:飛まつ感染ですから、手洗い、うがい、マスク着用

現在韓国で感染者が多い場所:京畿道、ソウルの南東50~100km?

 今後マスコミでも徐々に報道が拡大すると思いますが、事態は深刻。朴政権も次から次へと痛手を蒙っているようですが、今回ばかりは対岸の火事とは言っていられないかもしれません。

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hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。