第1498回 体に悪いと分かっている嗜好品と食材への規制は?

 私は高血圧なので、高血圧関係のニュースもチェックしています。するとその多くは減塩関係のもので、これについては以前書いた通り、減塩ばかり奨励してもしょうがないだろうと思っています。

 もちろん減塩も一つの手段ですが、医療関係者が本当に減塩が良くないと思っているなら、消費者ばかりに選択を迫るのではなく、食品メーカー側や外食産業側に、もっと塩分を減らすように要請すべきだと思っています。

 多様な選択肢という名のものとに、添加物や塩分がごっそり入ったおいしい?食材を様々に用意しておきながら、一方で消費者だけに、あれはいけない、これは食べない方が良いというのは、ずいぶん勝手な言い草だなと感じます。

 もちろん、私の知らないところでそういった運動を展開している医療機関があるのかもしれませんが、公の場でニュースになったようなことはないように思います。

 これは喫煙者には申し訳ないのですが、たばこ産業にも言えることで、農家の保護なのかもしれませんが、片方で「喫煙は体に悪い」という事を言いながら、コンビニ等で気軽に買えてしまう現状について、医療側はどう思っているのか?

 また政府としても、社会保障費が税収の何割かをしめていて、国民健康保険税や介護保険料は値上げ、一方で介護する人たちの収入は少ないという現状を考えたら、たばこについてはもっと規制したほうが良いではないかと思わざるを得ません。

 喫煙者は肺がんになる可能性が多いわけですが、その医療費は喫煙しない健康な人たちが支払ったお金の一部が使われていると考えると複雑な思いです。

 今日の新聞では、健康な人は保険料が安くなるという民間の保険のニュースが出ていましたが、持病持ちの私としては悔しい思いをしながらも、実はそれが正しいんだろうなという気もします。

 つまり健康保険税も、国が行う一種の医療保険ですから、普段から不健康な生活をしている人の保険料は値上げして、健全な生活をしている人は保険料を下げるという処置があっても良いのかもしれません。

 とはいうものの、その健康な生活かそうでないかを線引きするのは難しいです。しかし、誰もが収入のみに依存した算出基準で、ある意味平等に保険税を支払うのは限界に来ているような気もします。

 しかしそう思うのは私がある程度健康を維持できているからであり、大病を患ったときに活用できる高額療養費制度のありがたみはよく分かっています。

 というわけで、不満はあるものの、現状を変えるのはひじょうに難しいという堂々巡りになるわけですが、それでも体に悪いということが分かっている嗜好品や食材への制限がもう少し厳しくなってもいいのかなという気はします。



 

Pagetop

第1455回 一人暮らし高齢者が医療を必要とするときのリスク

 昨日は私の教員生活の最後の正規授業でした。後は試験時の質問受付と答案返却だけが生徒と接する最後の機会です。40年ほど教員をやってきましたが、早期退職後非常勤講師を6年ほど行い、ある意味少しずつ年金生活に対応してきたと言えそうです。

 4月からは、基本的に仕事と言う強制力のない気楽な年金生活に入りますが、仕事がなければ収入も減りますから、気楽なと言うのはあくまで精神的な意味であって、家計は厳しくなるなと思っています。

 そんな中の今回の入院騒ぎです。最後の授業は気合があっても黒板の前を動き回り大声で授業をするということも出来ず、ちょっと尻すぼみの授業になってしまったなと生徒に申し訳なく思っています。

 一方今回の入院で、この先息子が独立し、自分自身が高齢になって一人暮らしをする場合、様々な点で支障が生じるなと感じました。

 私の場合は、実の妹が近所にいますし、今は息子が同居していますので、ある意味精神的にも物理的にも頼れる部分はあります。

 しかし、すでに巷で増えている身寄りのない高齢者の場合、病気になると通常の医療保険ではカバーしきれない様々な問題が生じるなと実感しました。

 例えば以下のような問題が次々と頭に浮かびます。

・ けがや病気で等、何らかの原因で動けなくなったとき、どうやって助けを呼ぶのか
・ 救急車を呼べたとして、隊員たちはどうやって鍵のかかった家の中に入るのか
・ 最寄りの病院に運ばれたとして、入院手続きは誰が行うのか
・ 手術等の必要性が生じたとき、それを承認するのは誰なのか
・ 入院と言う事態になったとき、病院では保証金が必要らしいのですが、それを用意するのは誰か
・ 同様に手術や入院と言う行為を行う時に、それを認める保証人が確保できるのか
・ 入院になったとき、動き回ることができるまでは、病院食以外、一切食べることができない
・ 退院する際の所持品の運搬は誰が行うのか
・ 退院時に支払う費用を、満足に動けない身体だったらどうやって支払うのか
・ 退院後にあまり動けなかったら、食事等の世話はどうなるのか

 思い返してみると、5年ほど前に私の母親が転倒し足首を骨折したとき、母親は上半身だけを使って救急車を呼んだようですが、その後の入院等の手続きはすべて私が行い、本人は療養するだけでした。

 退院後も、妹が同居しているので、その援助もあり生活に不便はほとんどなかったようです。それやこれやを考えると、一人暮らし高齢者の医療と言う問題は、実に大きいものです。

 さらに言うと、身体の自由が効かなくなって、施設を利用しようとしたとき、保証人が必要という条件があるみたいです。その場合身寄りのない一人暮らし老人はどうするのか?保証人協会みたいな団体もあるようですが、つい先日も預託金の使い込みが明らかになり、事件となっています。

 このあたり、日本の医療体制は優れていると思いますが、今後増加する一人暮らし高齢者への対応は不十分だと思えますので、早いうちに自分たちで知識を蓄えておく必要があるなと感じています。


 

Pagetop


検索フォーム

全記事表示リンク

フリーエリア

このページの内容は
以下のメインサイトで
ジャンル別に
まとめ直しています
「高血圧、アトピー、男の更年期」


スポンサードリンク




にほんブログ村に 登録しています
にほんブログ村 病気ブログへ


FC2ランキングに 登録しました

最新記事

FC2カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
心と身体
601位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
病気・症状
150位
アクセスランキングを見る>>

プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。