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第1074回 人が吸収しやすい薬の分子量は500以下?

 続きです。腸壁から吸収されやすくするために、食べ物を各種の分泌物や酵素で分解していくわけですから、逆にいえば最終的に分解されて出来た物質が、腸には吸収されやすい物質ということになります。

 ということは昨日の記事を読み返すと分かるように、グルコースやアミノ酸がそれに相当しますから、だいたい分子量100~500ぐらいの物質が多いことになり、このぐらいの大きさの物質が吸収しやすいということになりそうです。

 また分子量が1000を越える物質の場合は、特別なメカニズムが働かない限り腸壁を通過することが出来ず、それはそのまま排出されます。

 例えば、植物繊維として知られるセルロースは、グルコースが鎖状に結合したものののようですが、その結合の度合いがかなり強固であり、ほとんどの動物はこの結合を切ることが出来ません。

 そのためこれらの物質はそのまま腸内を通過していくわけですが、その際腸壁を刺激して腸の運動を活発にするのでお通じが良くなるという作用があります。

 こういった成分は我々が日常的に食べる食物の中に含まれているわけで、特に野菜を食べるとセルロースの摂取量が増えますから、腸の働きも良くなるということになります。

 問題は薬や健康食品の場合です。今回書いている一連の記事は、ここに至るまでの導入といっても良いかもしれません。

 つまり薬や健康食品に含まれている成分の分子量はいくつぐらいなのかということです。先日私は風邪をひきましたが、最初の3回ぐらい自宅にあったPL顆粒という総合感冒薬を服用しました。

 今この薬の主成分を見ているのですが、「サリチルアミド」「アセトアミノフェノン」「無水カフェイン」「プロメタジンメチレンジサリチル酸塩」と書かれています。

 それぞれの分子量は137、151、194、857でした。最後のややこしい名前の物質の分子量が妙に大きいので気になるところですが、薬効は抗ヒスタミン剤となっているようですから、体内に吸収されているはずです。従って、この程度の分子量なら吸収できるということかもしれません。

 他にもいくつかよく聞く名前の薬の成分を調べてみると

アスピリン(アセチルサリチル酸):180
ファモチジン:337
タミフル:312

等が出てきました。というわけで、まだまだ充分に調べたとは言えませんが、多くの薬の分子量は500以下で、まれに1000近いものもある、というのが現段階の結論です。
 
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hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。