第1130回 新万能細胞(STAP細胞) 作成

 朝刊第一面に「新万能細胞作成」という記事が出て、テレビでも一斉にその解説が行われています。しかし開発を主導したのが30歳の女性と言うことで、テレビでは研究内容より「どんな人なのか」ということに関心が向いているようです。

 個人的にいつも思うことですが、研究の成果が素晴らしいと、それだけでその研究者の個人情報がどんどん暴露されてしまうのと言うのはどうなんだろうと思っています。

 服装がどうとか、おしゃれがどうとか、経歴ぐらいなら「なるほど、凄い人なんだ」と納得できるものもありますが、私生活にまで踏み込むマスコミはちょっと価値観がずれているんではないかと思います。

 先日は冷凍食品への農薬混入事件で、容疑者が逮捕され、事件について自白を始めたと言うニュースがありましたが、この人についても私生活をぶちまけるような報道姿勢は不愉快だなと感じます。

 もちろん行った犯罪行為は許せないものですが、だからといって「私生活でこんな事をやっているから、こんな事件を起こすんだ」と言わんばかりの報道は、マスコミの姿勢としてどうなんだろうと思います。

 もし自分がそういった場に引きずり出されて、プライバシーがすべて公開され、それが家族や親戚に及んだとしたらどうなのか、つい考えてしまいます。

 客観的な事実を報道するのがマスコミの役目とはいえ、視聴率確保のため、ズカズカとプライバシーに踏み込んで、それをすべて白日の下にさらすのが使命と考えているマスコミがいるとしたら問題だなと思えます。

 それはそれとして、冒頭の新万能細胞の発見に戻ると、体細胞に刺激を与えると細胞分裂が誘発されるということは以前から知られていたと思います。

 ただ細胞分裂が誘発されても、それは最初の細胞と同じものが出来るだけだという先入観があります。ところがこの方は、そういった先入観にとらわれず、刺激を続け「万能細胞」を作り出すことに成功したというわけですから、確かにこれはびっくりです。

 しかし新聞記事を読みながら、私は別の事を考えていました。それは新聞に寄れば「細胞が刺激を受け、受精卵に近い状態に逆戻りする性質(初期化)があることを証明した」という一文です。

 確かにリセットされれば、新たにいろいろな細胞が出来る可能性を持つわけですが、以下素人考えですが、これこそ細胞が知らないうちに刺激を受けてガン化する原因ではないかと思えてしょうがないです。

 つまりリセットされた細胞が、新たに細胞分裂をするときに有用な細胞として分裂を始めれば良いわけですが、そうではなくて、体にとって無用な細胞で、それが勝手に増殖すると考えると、まさに腫瘍の原理になってしまいます。

 いずれこの技術がもう少し詳しく分かった段階で、私の身勝手な憶測は間違いだったと分かるのかなと思いますが、放射線や化学物質、炎症、病気等の刺激を受けて細胞が腫瘍化すると考えると、何となく納得できてしまいます。
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プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。