FC2ブログ
HOME   »  ★薬・食物・飲料  »  第1188回 抗生物質が効きにくい時代がやってくる?

第1188回 抗生物質が効きにくい時代がやってくる?

  4月30日の朝日新聞のニュースで、「抗生物質効かない」世界中で、という記事があり、関心を持って読ませてもらいました。

 世界保健機関のWHOが警告を出したと言うものですが、世界のあちこちで抗生物質の利用頻度が増えた結果、その薬に対して耐性を持つ細菌も増え、その効果が薄れている、というものです。

 さらにこのままの状態が続けば、何でもない細菌による感染が重い症状を引き起こす可能性も高くなり、抗生物質が存在しなかった時代と同じ状態になるということです。

 そこで、そもそも抗生物質とはどんな薬なのか?またどんな病気や症状で使用されているのかについて少し調べてみました。

 こういう時最初に見るのは「ウィキペディア」です。半分習慣化しています。調べてみると、最初の頃の定義は

・ 微生物が作り出す物質

・ 他の微生物の細胞の増殖や機能を阻害する

物質の総称だそうです。要するに二つの微生物を同じ場所で培養すると、片方の微生物が、もう片方の微生物の成長を邪魔する物質を作り出し、成長を抑制する、と言うことのようです。

 この性質を利用して、病気を引き起こす細胞の成長を阻害する物質が作り出され、それが抗生物質のもとになったと言えそうです。

 ところが生物学や病理学、有機化学の発達により、細菌が産生する物質以外で、効果を発揮するような薬剤を人工的に合成できるようになり、抗生物質そのものの種類も激増。あらゆる医療で活用されるようになっているということです。

 私は「抗生物質」とは生命由来のものであると言う固定観念を持っていましたが、いまや人工的な合成物質も含まれると言うことで、そうなってくると人体の中の免疫系で活躍する物質もそのうち人工的な合成物質として生産されるようになるのかなと思えます。

 結果的に、そういった薬剤の発達により、病気が撲滅できればいいのですが、当然滅ばされるほうも徐々に力をつけ、それが抗生物質の効き目を弱くしていると言うことです。

 と言うことは、たとえばインフルエンザの症状を軽くする「タミフル」なんかも、私の場合は劇的な効果をあげたように感じていますが、いずれ効かなくなる時代が来る可能性が大きいと言うことです。

 一方何でもかんでも「抗生物質」で症状を軽くする、ということを繰り返していると、元から持っていた免疫系の機能が使われず衰えてしまうことも考えられます。

 高齢者の場合は、ある意味症状を和らげる為に使用せざるを得ない場合もあるかもしれませんが、元気いっぱいの若者がインフルエンザにかかったとき、すぐにタミフルやリレンザという治療方法を選択するのは考えものだなという気もします。


関連記事
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
検索フォーム
全記事表示リンク
フリーエリア

このページの内容は
以下のメインサイトで
ジャンル別に
まとめ直しています
「シニアの健康生活あれこれ」


スポンサードリンク




にほんブログ村に 登録しています
にほんブログ村 病気ブログへ


FC2ランキングに 登録しました

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
159位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
病気・症状
23位
アクセスランキングを見る>>
リンク
病気SNS以外は管理人の個人サイトです
プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。