第1277回 低周波音とはどんな音なのか?

 昨日からの続きです。

 人間が聞くことの出来る音の振動数のことを可聴振動数と言います。振動数というのは音の高さを表していて、数字が大きくなると高い音、小さくなると低い音になります。

 コンサートではオーケストラが最初にオーボエの音で全体の楽器の音を合わせますが、このときの音は、いわゆる音階の中の「ラ」の音で、この振動数が一般的には440Hz(ヘルツ)だと言われています。

 さらにこの振動数が2倍の880Hzになると、1オクターブ高い「ラ」の音になり、この二つの「ラ」の音を12等分したものが、平均率音階と呼ばれ、半音階を含めたドレミファソラシドに該当します。

 人間の場合、こういった振動数で考えると、何とか聞こえる一番低い音の振動数が20Hzぐらい。高い音の方は20000Hzだと言われています。

 ただし高齢になると、高音部分や低音部分が聞こえにくくなります。高齢者の耳が遠いというのは、こういったことが関係していると思われます。

 私は物理の教員ですから、こういった実験を行うこともあるのですが、低い方の音は冷蔵庫のモーターが唸る「ブ~ン」という音に例えることが多いです。

 一方高い音は、最初は「ピー」という音に聞こえますが、さらに高くなると「キー」とか「シー」とか「チー」という音に聞こえ、私の場合は13000Hz近辺でほとんど聞こえなくなります。

 しかし生徒に言わせると、「まだ聞こえる」ということで、年齢を感じてしまうのですが、自分が聞こえないのを良いことに、いい気になって16000Hzぐらいにしてボリュームを上げると、「耳が痛い」という生徒が現れます。

 さらに周波数を上げていくと、最後は誰も聞こえなくなりますが、何となく違和感はあるようです。つまり聞こえなくても体は感じていると言うことだと思います。

 こういった高い方の音で聞こえなくなった音を一般には超音波と呼んでいます。

 一方、低い方ですが30Hzぐらいの音までは聞こえます。しかしそれ以下になると、今度はスピーカーの性能にも寄るようで、実験がうまくいきません。

 ただ低い音になって、限界を越して聞こえなくなっても、体には影響があるようです。これが低周波または超低周波による健康被害に該当し、ネットの情報では10~100Hzぐらいと書かれていることが多いようです。

 つまり冷蔵庫の「ブ~ン」という音が、四六時中聞こえているというか、聞こえていなくても体に影響を与えていると言う状況です。

 発生源は、主として工場のモーターの回転音や排気口からの空気の流れの音、変圧器あたりが多いようで、今回私が感じている我が家への低周波音は、近所の平屋建て建物の屋上にある排気口からの音が主になっているように思われます。

(続きます)

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hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。