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第1434回 鼠蹊部ヘルニアについての一般的知識と対処

 さて恥ずかしい触診を終了し、改めて医師と向かい合います。大学病院ですが、診察室の広さは2畳程度でかなり狭いです。傍らには触診をしてもらった幅45cmぐらいのベッドがあります。

 そこに大きな机が搬入され、院内LANで結ばれたパソコンが乗っています。入口はカーテンがあるだけなので、私が触診されて「イタタ」と叫んでいたときも、その声は若い看護師さんの耳に入っていたと思われます。

 もちろん他の病室からの大きな声も若干聞こえ、遠くの方では子供が泣き叫んでいました。外科ですから、ちょっと痛い目に合っていたのかもしれません。

 担当医は、先ずこの鼠径部ヘルニアという病気の概略について丁寧に説明してくれました。記憶が頼りですが、やり取りは以下の通りです。

 「鼠蹊部ヘルニアですが、おなかの中には小腸や大腸があり、それを筋肉の板が取り巻いています」「ただこの板は、1枚の板のような構造ではなく、継ぎ目がある板です」

 ということで、今私の頭の中には、数枚の筋肉の板が継ぎ目を伴って連結しているというイメージがあります。

 「この継ぎ目の部分がちょうど足の付け根の内側部分にありますが、運動不足や加齢等、様々な理由で筋肉そのものが弱ってくると継ぎ目の部分が緩くなります

 とのことで、要するに筋肉の板と板の間の継ぎ目がもろくなり、そこにほころびが生じるということで、私がネットで調べて得た知識と同じ内容でした。

 「このほころびの穴が大きくなると、そこから腸の一部が顔を出すことがあります」「これが鼠径部ヘルニアと呼ばれている状態ですが、通常は上からちょっと押してあげると元に戻ります」

 「ところが穴が大きくなって腸が飛び出した状態で、逆に穴が閉まると、飛び出した腸が元に戻れなくなり、ここが壊死して様々な病態を引き起こします

 「これが脱調とかカントンと呼ばれる状態で、できればこうなる前に直した方が良いです」と丁寧な説明です。ただし治し方となると、「筋肉の継ぎ目を薬や運動で治すことは不可能なので、手術しか方法がない」ということでした。 

 幸いにも私の症状はまだそれほど激しくないので、「日常生活に注意すれば、手術を急ぐ必要はありません」とのことでした。またこの診断の最終確定には、「CTによる画像撮影が必要です」とのことでした。(続きます)


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Comment
Re: No title
take off さん、お久しぶりです。

 イラン方面中止とのこと。良い判断だと思います。またすぐに再就職できるというのも
すごいです。

 鼠蹊ヘルニアの情報ありがとうございます。体験談を聞くと励まされます。ネットでも
少し調べてみたのですが、放置しながら生活していたという体験記はあまり見つからず
すぐに病気の説明や手術の話題になってしまうので、実態が不明でした。

 私も医者から「はっきり気が付いたのは昨年末でも、1年ぐらい前から症状があったのでは?」
と尋ねられました。確かに軽い疼きみたいなものがありました。病気の進行というか
裂け目そのものが、そう簡単に急激に拡大するものではないのかもしれませんね。

 麻酔は怖いですね。大学病院の先生は手術そのものは30分程度だけで、2泊3日程度の
入院になると言っていました。かといって麻酔なしというわけにもいかなさそうですから
あとは病院を信頼するしかなさそうです。

 今回私が見てもらったのは埼玉医大です。大宮とも結構近いですね。我が家は東上線沿線
なので、近隣では一番大きな病院になります。診療所からの紹介もあるので、結局ここかなと
思っています。

 もし日常生活での注意点等ありましたら、教えていただけるとうれしいです。一応医者からも
聞いてきましたので、ブログにまとめるつもりdすが。
No title
管理人hokuさん

こんばんわ。

僕は今月からイランのテヘランにいくつもりでしたが中東情勢が
あまりにもひどくなっているので辞めました。

辞めて正解だと思ってます。

まあ、暇なのでまた電気業界へ再就職しましたが・・・・。

それより、鼠径ヘルニアとのことですが僕も3年ほど前に
手術しました。

確かに急ぐ必要はないと思います、僕も5年くらいほっておいた
ぐらいですので。

一つ注意したいのは術式で麻酔が問題です。

これが術後大変な思いをするかどうかですね。

手術は簡単なので若い研修医の練習台になってあげたのまでは
良かったのですが、麻酔にやられました。

切った傷口より頭が痛くてどうしようもなかったですね、結局

頭痛が収まったころには(10日ぐらい)手術あとの傷とか痛みなどはなかったですね。まあ頭痛がひどくて傷跡どころではなかった

のが実感です。

日帰り手術の名医がよかったかな?とも思いました。

麻酔が危険なことは充分わかっていたのですが・・・・

僕は大宮の双愛病院で結局4泊の入院手術になってしまいました。

いろいろ検討したほうがいいと思います。
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プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。