FC2ブログ
HOME   »  鼠蹊部ヘルニア  »  第1442回 鼠蹊部ヘルニアの病態と手術のやり方

第1442回 鼠蹊部ヘルニアの病態と手術のやり方

 昨日の血液検査の数値を、長年ため込んだ私自身の血液検査結果一覧表に昨晩入力しました。すでに血液検査を行うたびに20年以上続けているので、私の健康状態の上下動がはっきりわかります。

 最悪だったのが30代後半。若いのに、ちょっと責任ある仕事を押し付けられ、忙しさとストレスで暴飲暴食気味になり、体重増加、肝機能数値悪化、血圧上昇と検査結果は要精密検査のマークがずらずらついていました。

 そのころに比べると、今はコレステロール関係が若干オーバーしているだけで、ずいぶん数字の上では健康になったなと感じています。

 それはそれとして、大学病院で検査後に、いろいろ説明を受けてきました。

 先ずレントゲン撮影。胸部から腹部まで3枚撮影。肺に若干影があるのはいつものことです。原因は不明。それよりびっくりしたのは、背骨がゆがんでいること。

 当然まっすぐ直立しているものと思っていただけにショックでした。しかし担当医に言わせると、「この程度は誰でもあります。むしろ身長や年齢を考えると良い方かもしれません」とのことでしたが、加齢に伴って腰痛が生じるというのは、こういう歪みの原因もあるのだろうなと思いました。(私自身は腰痛はありません)

 また心電図は、今回も正常。年初にかなり動悸を感じたので、その時もかかりつけの診療所で心電図を取りましたが、期外収縮はナシ(私は脈の乱れを感じていましたが)、代わりに若干の心肥大を指摘されています。(高血圧が原因らしいです)

 というわけで、とりあえず手術には耐えられる体であると判定されたようです。

 続いて病気の原因と手術のやり方についての簡単な説明。ここでようやく私も納得したのですが、そもそもおなかには腹直筋という強い筋肉がへその下から急所の部分まで続いています。

 ただしこれは腹部の全面すべてを覆っているわけではなく、腰骨のちょっと内側部分で途切れているようです。その外側には、背中からまた別の筋肉がくっついているわけですが、この二つの筋肉の間が鼠蹊部となります。

 この鼠蹊部には男性の場合、精子を運ぶ管があるので完ぺきに閉じることは出来ず隙間が空いているようで、鼠蹊部ヘルニアと言うのは、この隙間が加齢や何らかの原因で広がってしまうという現象です。

 で、この内側には腹膜があって、さらにその内側に大腸があります。つまり外から見て膨らんだ部分と言うのは、筋肉の切れ目に腹膜の盛り上がりができてしまい、その内側に大腸があるという構造になっているということです。

 従って通常は、皮膚、筋肉、腹膜、大腸と言う順番になっているのに、それが皮膚、腹膜、大腸と言う順番になるという説明です。

 そこで昔は筋肉そのものを縫い合わせるという多少強引な手術が行われていたわけですが、今は筋肉と腹膜の間にメッシュと言う、網目構造になった人口の膜を入れて補強するということのようです。

 こうすると、腹部の内圧によってメッシュが外部の筋肉に押し付けられることになり、腹膜が飛び出るのを防止することができるというものです。

 というわけで、次は手術に伴うリスクの説明でした。(続きます)
関連記事
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
検索フォーム
全記事表示リンク
フリーエリア

このページの内容は
以下のメインサイトで
ジャンル別に
まとめ直しています
「シニアの健康生活あれこれ」


スポンサードリンク




にほんブログ村に 登録しています
にほんブログ村 病気ブログへ


FC2ランキングに 登録しました

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
159位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
病気・症状
23位
アクセスランキングを見る>>
リンク
病気SNS以外は管理人の個人サイトです
プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。