第1608回 水の代わりに酢の味覚異常を感じるようになりました

 味覚障害ですが、思わぬところで伏兵が表れました。水の味は以前感じていた味に戻りつつあるような気がするのですが、代わってこりゃ変だぞと思う味が出てきました。

 それは「酢」の味。これまでもスーパーの持ち帰り寿司を食べたとき、「ありゃ?なんか寿司がおいしくないぞ」と感じたことがたまにあったのですが、あえて無視していました。

 ところが水の味がおかしい、もしかしたら味覚障害かもと気が付いてから、改めて何かを食べたときの味覚に注意するようになったため、逆に味を気にするようになりました。

 そんな中、先日血圧に良さそうだと思って大根おろしを作ったのですが、食べているといつもと違う大根の味がします。もしかして古い大根を買ってきたのかと思いましたが、包丁で切った感じはそうでもなさそう。

 さらにこの大根おろしに醤油と酢をかけて食べたら、これまでと全く違う味に感じられ、こりゃ本格的におかしいぞと認識。食べてほとんど違和感のない食べ物もあるのですが、酢が絡むとその違和感が増幅されます。

 ネットで味覚異常について調べると亜鉛不足ではということが書かれていましたが、これまでの食生活で味覚異常になったことはないので、栄養が偏っているわけでもなさそう。

 脳の障害で発生することもあると書かれたものを見つけて「やはりな」と思いました。現状ではおいしく食べられるものもあり、もうまずくて食べるのが嫌になるというほどではないのですが、やはりおいしいものがおいしくないのは嫌ですね。

 ただどうしようもない。自然に少しずつ治っていくのを待つしかないんだろうなと思います。そうでなければ、一生この味と付き合う必要があるということで、まあなんだか悲しいです。

 人間には食欲、性欲、金銭欲、名誉欲等、いくつか欲があって、これらを満たすために日々活動していると思っているのですが、その欲がどうやっても満たせないと分かったら、いったい何を楽しみに生きればいいのかと大げさに考えてしまいます。

 まあ中には味覚以前の問題で、様々な理由や障害で食べたいのに食べられないという人も多数いるはずなので、曲がりなりにも食べられるという現状で満足すべきなのかもしれません。

 しかし年をとるということは、こういったことが日常的に起き、毎日薄皮をはがすように自分の自由度が少しずつ失われていくことなんだということが徐々に分かってきました。

 
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Re: 味覚障害のつらさ
 benikoさん、いつもありがとうございます。味覚障害を経験されたという事で辛かったと思います。味が分からないのは辛いですが、何よりその味のまずさを共有できないのが辛いなと思っていました。benikoさんはそのつらさを知っているようで、変な感想ですが実にうれしかったです。

 抗がん剤の影響は辛いみたいですね。私のパートナーも悪性リンパ腫で抗がん剤治療を受け、病院食がまずいと言い続けました。あの頃もう少しそのつらさを共有出来たらよかったのにな、と今頃になって反省しています。

 味覚と嗅覚はかなり相関関係にあるみたいで、私も一時期妙に嗅覚が鋭くなりました。今でも時々水に妙なにおいを感じることがあります。

 脳のはたらきは実に精緻なんですね。こういう病気になって改めて感じます。今のところ「食べる気が起きないほどどうしようもない」という事でもないので、なんとか耐えています。

 チョコレート等の甘みはおいしいなと感じるので、食事の味付けが甘くなっているかもしれません。

 当初ほとんどできなかった片足立ちも、今は1分ほど立っていられるようになりましたので、いずれ味覚障害も変化していくのかなと期待しています。

 それにしてもコメント本当にありがとうございました。勇気づけられました。
  • 2017-02-03│17:05 |
  • hoku URL│
  • [edit]
味覚障害のつらさ
こんにちは。hokuさんが日毎に回復されていくのを安堵しながら、ハワイブログとともに読ませて頂いています。

味覚障害はつらいですよね。私は抗がん剤の副作用でしたが1年近く苦しみました。飲食は毎日のことなので、人にわかってもらえないことで余計つらさが増すというか、いっそ何も食べなくてもいい状況になればと、当時は思い詰めていました。もともと得意でない料理は、味見ができず苦行でしかなかったです。

味覚障害の中でも重いほうで、水以下ほとんどの食べ物がアルミホイルを食べてるみたいな味がしました。まともに食べられる物が3個しかなく (なぜかペヤングソース焼そばがOK)、家族があれこれ買ってきてくれてもどれもNG。体のためにと無理に口に押し込んでた気がします。

がんの治療と並行しながら味覚障害に詳しい耳鼻科医を紹介されて、亜鉛の大量投与で治療。サプリメント1粒10mgを毎日6粒。一般的な治療法とのことでした。徐々に回復してほぼ支障がなくなりましたが、朝いちの味噌汁の味見など今でも少し変です。これは加齢のせいかもしれません(^^;)

味覚と嗅覚障害を同時に抱える人も少なくないです、でも必ず良くなっていきますから、という主治医の話を信じて亜鉛を飲み続けました。
頑張ってという言葉は簡単に使えないですが、前向きなhokuさんですので、たとえ凹むことがあってもまたご自分を奮い立たせながら、味覚や他の後遺症とうまく付き合っていかれますよう願っています。
  • 2017-02-03│11:25 |
  • beniko URL│
  • [edit]

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プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。