第1727回 赤血球内のヘモグロビンが酸素を運搬しています

  血液の成分について調べています。血液検査をした後、採血された血液が入っている細長いガラス瓶?を見ると、赤黒い血液が見えます。

 この血液の色は血液内に含まれている赤血球内のヘモグロビンが酸素を失った状態であることを示しているようで、まだ酸素を運搬中の血液は赤い色をしています。

 つまり採血しているのは、組織に酸素を運搬した後の静脈血だということですね。まあ当たり前ですが、もし動脈だったら採血針を刺した場所から心臓の拍動に伴って、どんどん鮮血が出てくるということになりそうです。

 ちなみに私はクモ膜下出血の手術後の経過観察で、再度手術と同じように腕の動脈の中に細い管を入れて、再度後頭部の血管の状態を探るという検査をしましたが、このときは最初に腕の動脈に針を入れました。

(普通は足の動脈から入れるみたいですが、私の血管は動脈硬化が進み、血管が曲がりくねっていて管が挿入しずらいという問題があったようです)

 痛みは通常の採血と同程度でしたが、事前に周辺に軽い麻酔をかけてあったのかもしれません。また針を抜いた後はかなり強い力で圧迫され止血処理が行われました。

 動脈が傷ついたら、あとはどんどん血が出てくるんだと思っていましたが、強い止血をすれば、出血点が小さければ血はやがて止まるんだということも分かりました。

 ちなみにヘモグロビンですが、その分子の構造式を見ると、中心に鉄原子があって、その周りに窒素原子が4個くっつき、さらにその周りに炭素原子がくっつき、さらにその周りに・・・と複雑な構造をしています。

 このヘモグロビンは、その周りに酸素が多いと酸素分子と結合し、酸素が少ないとその酸素を失うという性質があります。つまり酸素分子が多い肺の中で酸素と結合し、それが血液の流れに乗って組織に運ばれ、周辺に酸素が少なくなると結合した酸素を離すという巧妙な仕掛けになっています。

 これによって口や鼻から呼吸で取り込んだ酸素分子が、体内の各組織に運ばれるということで、実に巧妙なメカニズムだなと思いますし、ヘモグロビンの中心部にある鉄に注目すると、貧血の原因の一つが鉄不足(鉄欠乏性貧血)ということも頷ける気がします。

関連記事


 

Pagetop

トラックバック

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

Pagetop


検索フォーム

全記事表示リンク

フリーエリア

このページの内容は
以下のメインサイトで
ジャンル別に
まとめ直しています
「シニアの健康生活あれこれ」


スポンサードリンク




にほんブログ村に 登録しています
にほんブログ村 病気ブログへ


FC2ランキングに 登録しました

最新記事

FC2カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
心と身体
652位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
病気・症状
175位
アクセスランキングを見る>>

プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。