第1729回 血球の硬化がクモ膜下出血の原因の一つ?

  血管の総延長は約10万kmだそうですが、では血管の太さはどうなのか?ちょっと考えると分かることですが、当然ながら最初は太く、末端に行くにしたがって細くなります。
 
 では最初はどこか?これは普通心臓を出ていく動脈が該当すると思うのですが、これらの直径は2.5~3cmぐらいになるようです。そこからどんどん枝分かれして、最後に毛細血管と呼ばれる血管になります。

 では毛細血管の太さ、直径はどのくらいなのか?ネットで調べてみると10マイクロメートル以下と記載されています。マイクロは昨日書いたように10の-6乗ですから、0.01mm以下ということになります。

 そんな細い管の中を何百万個の血球が流れているわけで、こりゃとんでもないことだなと感じます。駅のホームで、電車が入ってくるたびに人々が押し合いへし合いしながらホーム上を移動するというイメージでしょうか。

 ではそういった細い毛細血管の中を流れている血球の大きさ(直径)はどのくらいなのか?一番大きいのは白血球で、高校生物の資料集によれば6~20マイクロメートル(以下μmと記載)と書かれています。

 これは0.006~0.02mmに該当しますから、大きい白血球は毛細血管内でつっかえてしまうということになりそうです。しかし白血球は丸い球体ではなく、体の形をアメーバのように自在に変形する能力があるそうです。

 つまり体自体を細長くして毛細血管内を移動するというイメージでしょうか。また赤血球は6~9μmと書かれていて、ドーナツ型で真ん中がちょっとへこんでいる形のようですが、その形の特徴でスポンジのように自分を変形させ毛細血管の中をすり抜けていきます。

 血小板は直径が2~3μmと書かれていますから、0.002~0.003mmとなり、毛細血管内でも問題なさそうです。ちなみに白血球はそのアメーバ状の変形により毛細血管壁の隙間を通って血管外にしみ出ることも出来るようです。

 となると、以下私の想像ですが、白血球や赤血球の場合、これらの変形能力が低下すると毛細血管をすり抜ける力も弱くなり、組織末端まで酸素が届きにくいとか、組織末端での免疫作用の低下という現象が起きそうな気がします。

 またこういった血球の動きが悪く成れば、心臓というか神経系がその動きの悪さを感知して、血液を末端まで送り届けようとして血圧を上昇させるということもありそう。

 さらに言えば、こういった血球の渋滞が組織末端のあちこちで起きれば、血流が滞り、その部分が肥大し最後に裂けるという事態も起きそうで、これが脳内で起きれば脳卒中ということになるのかなというイメージにもつながります。

 要するにここまで調べて分かったことは、脳卒中の原因として考えられるのは、血管を構成する管そのものが硬化するというイメージの動脈硬化と、血管内部を流れる血球の柔軟性にも関連するのかなということです。

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hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。