第1741回 退院して在宅酸素療法に切り替え

  さて退院が決定したものの「在宅酸素療法」が必要とのことで、その機器の設置申請や手配に数日必要とのことでした。ただ患者側の対応は、機器の設置場所を検討するぐらいで、手続きそのものはほとんどなしです。

 というわけで退院当日、私が病院に赴くと、母親はすでに身の回りの手回り品をバッグ等に詰め込んで、いつでも出て行けるように準備が整っていました。

 最後に退院手続きの書類を記入し、続いて在宅酸素療法の業者さんが来て、ベッド脇に接続していた酸素のチューブを、携帯用ボンベに差し替えて準備が終了。

 携帯用ボンベを移動用カートにのせて、母親は車いすに移動。そのままカートを抱えて、私が車椅子を押してナースステーションへ。母親がナースステーションに詰めているナースたちに「お世話になりました」と挨拶をすると、皆さん笑顔で返答。

 その笑顔を受けながらエレベーターに乗り込み1階出口へ。こういう時の出口は、曇り空にもかかわらず、何故か明るい天気に感じられます。

 入院した時と同様に母親には入り口付近のベンチに座ってもらい、先ずは車いすの返却。続いて在宅酸素療法の業者さんに我が家の住所を説明し、一足先に近くに行ってもらうことにしました。

 その後自分の車をベンチ付近に横付け。母親の乗車を手伝いましたが、やはり小さいとはいえ携帯ボンベのカートは場所をとりますね。ただ病院から我が家までは車で5分程度の距離なので、ちょっとだけ我慢です。

 家に戻って再び、携帯ボンベと一緒に母親を玄関先まで送り一段落。母親はいつもの台所の椅子に座り退院の喜びを確認。続いて今度は在宅酸素療法の業者さんが、機器を運んできてくれました。

 機器の大きさは、小型のスーツケース程度。もしくはファンヒーターぐらい。重さが10kgぐらいのようですが、キャスター付きなので、動かすことは可能。

 しかしチューブの長さは10m程度あるので、今回は寝室と台所の中間地点の廊下に設置。チューブが廊下を這うことになりますが、後日これは工夫することにして、先ずはチューブをこの機器に接続。

 業者さんの説明では、こういった固定型の機械は、空気中の酸素を濃縮して供給しているとのことで、常時設定した一定量の酸素が供給されるとのことでした。

 その他の注意事項を聞いて、とりあえず一件落着。チューブに縛られた生活ですが、以前の生活が戻ってきました。


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hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。