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第641回 運動以外で呼吸筋を鍛える方法

 一昨日書いたCOPDに関する記事で、呼吸筋が衰えていると息苦しさを感じる事が分かりましたので、そもそもなんで呼吸筋が弱いのかを考えてみました。

 そこですぐに気がついたのが姿勢です。私は3歳ぐらいから中学生ぐらいまで激しい喘息症状に悩まされ、発作が出ると寝ていることは出来ず、起きあがって背中を丸めてひたすら息苦しさに耐えるという姿勢を強いられました。

 当時は今のように一瞬で気管支が拡張するような吸入剤はなかったので、薬が効いてくるまではじっと耐えるしかありませんでした。そのため日頃からそういった姿勢が当たり前のようになり、いわゆる前屈みの猫背の状態になってしまったものと思われます。

 若いときに一度そのような形で背骨が曲がってしまうと、思春期以降いくら胸を張れと言われても出来るものではありません。その結果常に胸を圧迫するような姿勢が定着し、呼吸筋も人より衰えているのかなと推測しています。

 そこで背骨はしょうがないとしても、先々で息苦しさを覚えながら生活するのは嫌なので、今から少しでも運動以外で出来ることはないのかと調べてみることにしました。

 まず最初に呼吸とはどのような運動なのかから調べることにしました。基本的には呼吸とは口や鼻から空気を大量に吸い込み、それを気管支から肺胞の隅々まで行き渡らせることによって行われます。誰でも知っていることです。

 つぎに、肺胞の表面にある無数の毛細血管に含まれている赤血球が、組織から運んできた二酸化端を肺胞内に排出し、代わりに肺胞内の空気中の酸素を取りこむという離れ業をやっているわけです。

 従って呼吸を楽にするためには、
① 口や鼻からの呼吸量を増やす
② 肺胞内にたっぷり空気を入れる
③ 血液(赤血球)の流れをよくする
④ 赤血球の働きを強める、または増やす?
⑤ 毛細血管の働きを強める

 と言うようなことが考えられますが、やはり何と言ってもそもそもの空気の流入量が大きいほど、その中に含まれる酸素の量も大きいわけですから、呼吸筋を鍛えると良いという結論になります。

 では呼吸とはどのような運動かというと、これは延髄あたりが知らず知らずのうちにコントロールしているのだと思いますが、人間の場合息を吸った瞬間に胸が反った状態になり肋骨が少し上方に移動します。

 それと共に肋骨の下方、肺の下部にある横隔膜が下がります。この横隔膜を調べてみると、膜と書いてあるし、しゃっくりで振動するとも書いてあるので、なんだか弱々しい薄膜のようなイメージですが、実は板状の筋肉です。(牛等の焼肉では「ハラミ」と呼ばれているそうですから、食べたことがある人もいると思います)

 まとめると、肋骨が上に上がり、横隔膜が下がることによって胸の容積が大きくなり、それによって肺の中の気圧が減るので、外部との気圧差によって空気が入ってくると言うことになります。(続きます) 
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プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。