第847回 PM2.5への対策を考える

 テレビで、マスクが飛ぶように売れているというニュースをやっていました。当然そうだろうな、と思えるものの、「手に入らなくて困った」と考えている方もいるのかなと思います。

 なんだか東日本大震災で福島第一原発の原子炉格納容器が爆発したときとよく似ている状況だなと思っています。

 あのときも飛散した細かい粒子が体内に入ると良くない、ということで屋外活動が中止されたり、マスクが売れたように思います。あれから2年。被災地の状況はまだまだ復興にはほど遠いと言うことを聞いていますが、放射線のことを言う人は減ったように思います。

 しかし放射線騒ぎが徐々に終息しつつあるときに、今度はPM2.5ですから困った問題だと思います。マスコミの論調は、中国が勝手に排出した汚染物質が飛んできては困る、という強気の姿勢でいるようですが、福島原発で汚染物質が飛び散ったとき、周辺各国への影響を心配するような報道はあまりなかったように思います。

 つまり中国もそうですが、自分の国の失敗については、他国に多少影響してもしょうがないが、他国の失敗は許せないというのが、一般的な感覚なのかなと思えます。

 とはいうものの、現実に飛んできて、それが喘息患者に悪影響を及ぼすとか、発ガン性がありそうだ、と書かれてしまうと、これは大変なことになったと思わざるを得ません。

 ではなぜこうゆう病気になる可能性が高まるのかと言えば、粒子の大きさが小さいため、呼吸によって簡単に喉や気管、気管支、肺胞にまでこれらの粒子が入り込んでしまうと言うことのようです。

 いったんは入り込んだ粒子は、その周辺にある唾液等の液体によって体内の組織に付着します。そうするとそれを異物と判断した免疫細胞がその周辺に集まってきて、それを排除しようとします。

 そうするとその物質周辺に炎症が起きたり、組織液が多量ににじみ出たりして、それが気管支の気道を狭くするため喘息のような症状が出るのだと想像できます。

 またそうやって排除しようとしても排除できない場合、本来必要のない異物が居座るわけですから、それが細胞分裂に影響を与え、それが発ガンの確率を高めるのかなと思われます。

 と言うわけで、ではどうすればいいんだということになるわけですが、現状では外出時にはやはりマスクをきちんとすることぐらいしか思いつきません。また外から帰ってくるとき、衣類だけをそう~っと叩くとか、すぐにうがいや手洗い、場合によっては皮膚に付いた粒子を洗い流すためにシャワーが有効かなと思えます。

 室内はマスクをして掃除をおこない、空気清浄器を有効活用しながら、以前書いたように気休めかもしれませんが濡れタオルを天井から吊す等の方法が考えられます。また、面倒でも雑巾がけをした方が良さそうです。

 ともかく目に見えない微粒子が相手なので徒労感が大きいですが、濡れたもので除去すると言うのが一番効率的であるような気がします。ただし作業中は微粒子が舞い上がる恐れもありますから、マスクは絶対必要です。また子ども達がいないときやるべきだと思います。
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hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。