第878回 内視鏡の嫌な嫌な思い出

 明日続きを書くと書きながら、ちょっと旅行に出かけてしまい書けませんでした。いつもなら旅先のホテルや旅館で書き続けるのですが、今回はネット環境のない旅館に宿泊したため、2日ほど更新が滞ってしまいました。

 さて喉の腫れですが、私が不安だなと思っていたころ頭の片隅にあったのは、最悪が腫瘍、そしてその次がポリープ。いずれもちょっと調べてみたところ全身麻酔で摘出手術というのが行われるみたいでした。

 他には甲状腺の機能の異常。逆流生食道炎等の文字が並んでいましたが、結局実際に医師に相談して患部と思われる部分を見てもらわないと確定診断はできないみたいです。

 ではこの「見てもらわないと」という、見る方法はいったいどんなものなのかというと一般的には内視鏡ということだと思います。

 ところが私は10年ぐらい前、何かのきっかけでひどく胃が痛んだ時期があり、この時も「もしかしたら・・・」と物事をすぐに悪い方に考え、散々悩んだ末医者に行ったところ、「これは胃カメラですね」とあっさりその場で告げられ検査。

 胃カメラなんか痛くも痒くもない、という人もいるとは思いますが、何せ初体験。恐る恐る検査室に入っていくと、最初に喉の麻酔をしてくれました。麻酔が気体だったか液体だったか、今となってはまったく思い出せませんが、唯一記憶に残っていることは、「ほとんど麻酔が効いた気がしない」ということでした。

 しばらくすると医師が、何やらやけに大柄でお相撲さんのような看護士さん(女性です)を連れて表れ、胃カメラの準備を始めましたが、手に取った管の太さが1cmぐらい。

 「あんなものを喉の奥に突っ込まれるのか」と思いつつも、今更逃げ出すわけにも行かず、指示に従うのみです。やがて先ず口にくわえる穴の空いた積み木みたいなものを渡され、これを噛みます。

 中央に管が入る穴が空いていたと思います。「横になって下さい」と言われ、ベッドに横になります。その瞬間看護士さんが、何やら体にのしかかってくるように感じました。

 同時に「絶対に動かないでください。動いたらチューブが気管に入る恐れがあります」と警告をするのですが、もはや私には脅しにしか聞こえません。

 やがて医師の「では入れます」という声が聞こえ、喉の奥に管が当たったと同時に「グェ~!」という声が出て、思わず体が動きそうになるのですが、それをすかさず看護士さんがガチッと抑え込み、「動いたら駄目です。我慢してください」と勝手なことを言います。

 これは人体の条件反射ですから、我慢の問題ではないと思うのですが、それを有無を言わさずやってしまうところがスゴイですね。

 目に半分涙を浮かべながら我慢していると、やがて医師が「入りました。なるべく楽にしてください」と言います。たしかに喉にチューブは入っているものの、最初に突っつかれたときに較べると少し楽になっています。

 しかし私はなんだか自分がイソギンチャクのような腔腸動物になって、上から無理矢理棒を突っ込まれているような気分だなと感じていました。

 「ともかく早く終わってくれ」と祈るような気持ちで、どのくらい過ごしたのでしょうか。自分では10分ぐらいに感じましたが、実際にはもっと早かったのかもしれません。

 結局この時は胃に異常はなし。苦しい思いをして異常があったら踏んだり蹴ったりですが、「何かあるとすぐに検査検査」と叫びたて、体をいじくり回す医療に不信感を持ったのは間違いありません。この時の記憶が余りにも鮮明で、今回の喉の症状についても、内視鏡という語句がちらついて、なかなか医者に行くことが出来ませんでした。
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プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。