第1761回 母親はリハビリ病院生活二日目、会話の重要性を認識

 母親の転院二日目。午後1時半頃病院に行くと、ちょうど理学療法の実施中。入院日は検査や問診が続きかなり疲れたようですが、その分個室のため「ゆっくり寝られた」と言っていました。

 個室の場合は、1日8000円程度の差額ベッド代が必要なので、一か月で24万円という大きな金額になります。それ以外に、通常の医療費が月15万ぐらいと言われていましたので、一か月あたりの支出額は40万ぐらい?

 ここから母親が受給している年金額を差し引いてもかなりの額になりますので、年金暮らしの高齢者は貯金がないと個室を利用できないということになります。

 母親の場合は、退院まで数か月かかりそうなので、仮に三か月とすると120万円。その程度の貯金は自分でも所持しているようなので、私には経済的な負担はありません。

 まあ1泊8000円で三食付き、さらには様々なリハビリ付きということになるわけなので、ともすれば「早く家に帰りたい」と言いますが、「そういった滞在を楽しんだ方が早く治るよ」と伝えています。

 ということで、右足大腿部骨折の理学療法はどんなことをやるのかとちょっと見学。当然ながら母親はCOPDという病気でもあり、常時鼻から酸素を吸っています。

 ただ安静時には血液中の酸素濃度は92~95%ぐらいあるようで、普段は問題なし。ただリハビリと称して体を動かすとすぐに酸素吸収量が90%前後に落ちます。

 そのことが分かっているのか、理学療法士さんは、軽い運動を数分やって数分休憩と言うのを繰り返していました。具体的な内容ですが、先ずは左足。

 右脚は動かせませんので、左足を曲げたり伸ばしたり、上に持ち上げたりという運動です。またこれらの運動が出来るようなら足首に1kg程度の重りを巻いて、やはり上げたり下げたり。

 当然ながらリハビリに慣れていない母親ですから、一気に上げてストンと落としてしまうのですが、そうではなくゆっくり上げて、ゆっくり下げるということを強調していました。

 その動作を見ながら、私も同じような運動を毎朝やっているので、私も錘を付加してゆっくりを意識しないといけないなと感じました。

 さらに上半身というか手の運動。ベッドに寝ている状態で頭の上に手を伸ばす、または天井に向かって手を伸ばす運動。この時どうやら長さ50cmぐらいの軽い棒を持って行うと効果的なようです。

 これらの運動の合間に、話をしたり、また同じ姿勢を維持しなければならない右足の膝関節部分が血行不良になるようで、その周辺を軽くさするようなマッサージをしていました。

 といったような軽い運動が約1時間。担当の理学療法士さんは30前後の明るい方で、母親の愚痴とも思える体の不満や問いかけにも丁寧に答えてくれ、そういった言葉のやりとりも体を動かすこと以上に効果があるのかもと感じました。

 実際私も2年前はこの病院でリハビリを受けていて、その時は「毎日いろいろやることがあるんだな」と、時には不満を感じたりしましたが、実はそういった運動をする傍らで、理学療法士さん、作業療法士さん、言語聴覚士さんと話す時間が多くあり、その会話自体もリハビリになっていたんだと改めて納得です。

 先日、テレビのガッテンという番組で、奇行が目立つ認知症患者さんの場合でも、目を見てじっくり話すということを心掛けると、患者さんに寄っては、その行動が落ち着くということでしたので、今更ながらアイコンタクトと言葉は大事なんだなと思います。


 

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第1760回 転院時の検査や説明は大変

  今日は朝方かなり冷え込んで、明け方に5時半頃寒さを感じて目が覚めてしまいました。もう少し寝たいなという気もしたのですが、今日は母親のリハビリ病院への転院日なので、エアコンの暖房を使って少し早めに起床。

 朝食を食べ、9時に病院へ。病室に行くと気の早い母親は、身の回り品をすでに整理して待っていました。しかし大腿部の骨折で入院しているのに、荷物の整理という名目で上半身を動かしていたのでは、骨折は股関節とはいえ、治療が長引きそう。

 そう思って勝手に動いちゃだめだと伝えたのですが、痛みがないせいか、気がせいているのか、言い訳を色々しています。

 しばらくすると、転院先の病院が手配してくれた介護タクシーの運転手さんと介添えの方が到着し、とりあえずストレッチャーへ移動。このストレッチャー、幅が40~50cmぐらいしかないので、ちょっと揺れると落っこちそうでした。

 ただし寝たまま移動でき、少し大きめのワゴン形式の介護タクシーにそのまま乗せることが出来るようです。というような準備をしている間に私は会計を済ませました。

 会計を済ませて病室に戻ると、病院関係者の方が転院手続き書類を持ってきてくれ、それを転院先の病院の事務に渡してくれとのことでした。

 その書類を貰って、母親はタクシーへ。私は自分の車に乗って転院先病院へ移動。私の方が10分ほど早く着いたようで、早速入院関係の手続き。

 そうこうするうち母親が到着。到着後は様々な検査があるようで、最初にレントゲン、CTと続き、まあ初日は大変です。検査中は私は待合室で待機。

 30分ほどして検査が終了。ここまでは良かったのですが、次が病室移動。荷物を持って付き添って部屋へ。今回は本人の強い希望もあって個室です。

 「これでようやく落ち着いたか」と思ったら、今度はベッド上で心電図、そして尿検査、採血と続き、それが終わると今度は看護師さん、理学療法士さん、薬剤師さん、栄養士さん、歯科衛生士さんが次々と来ていろいろと打ち合わせやらアドバイスやら。

 とても覚えきれないなと思いつつ、話をしに来た方は皆さん大変親切で、親身になって心配してくれています。急性期病院での治療に比べると、ずいぶん人間味があるなという印象を持ちましたが、母親も同感だったようです。

 そして最後が内科のドクター。女医さんでしたが、この方の説明は非常に分かりやすく丁寧でした。骨のレントゲン写真もみせてもらいましたが、骨折直後の画像に比べて、私から見ても良くなっていることが良く分かりました。

 ただ母親はそれをいいことに、つい足を動かす動作が増えているようで、今が一番我慢の時期だと、どの人も力説していました。

 というわけで、転院先病院に到着したのが10時ですが、その後さまざまな人からの話を聞いて、食事をして、さらに今後の生活みたいなことを打ち合わせて終了したのが午後2時ごろ。

 私はそれまで昼食抜きで付き添っていましたが、ようやく一段落したようだったので2時過ぎに病院を出ました。




 

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プロフィール

hoku

Author:hoku
 高血圧、痛風の薬を毎日飲み続け、季節によっては喘息やアトピー症状に悩まされながら、健康に気を使っている60代前半のおっさんです。

 一時期、妻の突然の病死による家庭環境の激変と、仕事の重圧で、若干自律神経のバランスが狂ってしまい、体が勝手な反応をしていました(不眠、動悸、イライラ、悪夢、めまい等)

 しかし最近はなんとかその症状を乗り越え、これまで自身が体験してきた病歴と治療状況を詳細に報告しています。どなたかの参考になれば幸いです。

 ちなみに写真は私の大好きなハワイのダイヤモンドヘッドで撮影したものです。